レートの仕組みご存知ですか?外国為替の基礎知識

外国為替市場の定義と仕組み

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株式取引の場合、実際に株を売買する為の「株式市場」というものが存在していますが、「外国為替市場」という言葉は実際の場所ではなくもっとバーチャルな存在です。
そもそも元々の意味としては外国為替が取引される場全てを指しますから、例えば旅行の為に銀行で日本円をドルに換金すればその取引も「外国為替市場」ということになります。
ただし一般に「外国為替市場」と言うと、各金融機関が電話やインターネットなどを介して100万通貨単位で売買取引をする「インターバンク市場」のことを指して使います。
この売買取引に一般人が参加することはできず、個人や企業が外国為替を行う場合には金融機関を通すことになります。
この市場を「対顧客市場」と呼びます。

また株式取引の場合、株価は証券取引所で決められている為、どこの証券会社を利用しても同じ株であれば価格は同じになりますが、外国為替の場合、取引の相手によって為替レートが変わるという点も株式市場との違いと言えます。
同じ時間、同じ量だけ外貨を買おうと思っても、各金融機関でやや金額が違うのはこのためです。

外国為替市場は世界の主要な都市ごとに存在している世界最大規模の市場であり、各都市の時差を利用して24時間リレーで稼動しています。
このため「眠らない市場」とも呼ばれています。
具体的には日本時間の朝4時にオセアニアからスタートし、アジア〜中東〜ヨーロッパ〜アメリカ〜オセアニアといった順で巡ります。
特にロンドン・ニューヨーク・東京は取引量が最も多く、世界三大市場と呼ばれています。